北のデリシャス - 東根農産センター

今年の山形県のサクランボ、昨年度も劇的に少なかったのですが実は今年もちょっと少なめ。でも、おいしさはしっかり育っています！

山形の夏の風物詩、サクランボ。毎年楽しみにしている方も多いと思います。今年の作柄について、県の調査結果が5月28日に発表されました。

2025年は、去年よりも収穫量がやや回復する見込みですが、それでも平年よりは少なめとなり、「少ない」という評価に。これは2006年の調査開始以来、2回目の最低評価なんです。春の開花時期に雨や風が多く、ハチたちの受粉の働きが十分にできなかったことが主な原因だそうです。

それでも、農家さんたちは丁寧な摘果(実を選ぶ作業)や暑さ対策を行いながら、少しでも多く、そして美味しいサクランボを届けようとがんばっています。

佐藤錦の収穫は6月17日ごろから、紅秀峰は6月25日ごろからが最盛期に。さらに注目の新品種「やまがた紅王」も、6月22日ごろから本格的に登場します。

今年は“数より質”のサクランボ。価格も高騰してお手軽に購入できる金額ではないかもしれません・・・。それでも生産者さんが丹精込めて育て上げたサクランボ🍒 ひと粒ひと粒の美味しさを、どうぞじっくり味わってみてください。